[2010.3.31] -[市議団ニュース]
甲賀市議団ニュースNO71を掲載しました。 。
市議団ニュースは毎議会毎に発行しており、議会開会中は毎週発行しています。今回は、2/24~3/24の3月議会概要報告です。
4/4付で新聞折り込みまたは、各戸配布される予定です。
日本共産党市議団提案の「企業団体献金の禁止」の意見書が全会一致でさ可決されるなど前向きの変化がありました。
ニュースへのご意見、ご要望や困りごと相談ごとなど身近なことをおよせください。
各議会本会議の録画中継はインターネットで視聴できます。甲賀市ホームペー・議会中継です。
[2010.3.17] -[市議団ニュース]
甲賀市議団ニュースNO70を掲載しました。 。
市議団ニュースは毎議会毎に発行しており、議会開会中は毎週発行しています。今回は、代表質問、一般質問、議案提案(意見書案)の内容です。
予算議会は3/24までです。議会の傍聴にお越しください。
ニュースへのご意見、ご要望をおよせください。
各議会本会議の録画中継はインターネットで視聴できます。甲賀市ホームペー・議会中継です。
[2010.3.9] -[市議団ニュース]
甲賀市議団ニュースNO69を掲載しました。
市議団ニュースは毎議会毎に発行しています。議会の動きや議案のポイントをお伝えしています。
今回は、3/5の本会議の模様です。
ニュースへのご意見、ご要望をおよせください。
各議会本会議の録画中継はインターネットで視聴できます。甲賀市ホームペー・議会中継です。
[2010.3.9] -[市議会ホットライン]
■3/24から開会中の3月議会は、3/24・25の議案提案を受けて3/5から本格的討論が始まりました。3/5の本会議は10:00から22:30まで、予算案を初め、提案議案66議案の質疑が行われました。
この中で、常任委員会、予算特別委員会に付託されたのは、予算案を始め18議案。他の議案は即決議案で、信楽中学校の温水プール、トレーニングルームの一般開放廃止の条例案のみ否決され、他は可決されました。
■日本共産党議員団の4名は、平成22年度予算案、平成21年度予算案と条例案(一般職員の給与切り下げ・税金滞納者へ行政サービスを制限する・児童クラブの管理者移行・水口以外の子育て支援センターの一日短縮・信楽中学校の温水プ-ル廃止)で質問しました。
■条例案で、一般職員の給与切り下げと信楽中学校の温水プール廃止条例案には反対しました。
給与切り下げ条例案は、職員給与切り下げ案では、日本共産党安井議員が反対討論をおこない、給与は切り下げ続けられておりこれ以上のカットは労働意欲にかかわる、地域の消費経済に影響、民間賃金切り下げへの影響が大きいなどを指摘。日本共産党のみの反対で可決。
■信楽中学校のプール廃止条例案が否決
賛成8人(無所属2名、甲政クラブ3名、正政会3名)、反対18(清風クラブ11名、日本共産党4名、公明党2名。甲政クラブ1名で否決だれました。
採決に先立質疑では小西議員が、① 変更する理由、② 実施時期が平成22年4月1日で利用者の意見集約、周知に時間的に無理がある、③ 施設設置当時の関係者に意見聴取を行ったのか、④ 今後の施設の維持管理、活用はどうするのか。開放廃止は施設の有効活用と市民の健康増進に逆行するのではないか、⑤ 学校施設にかぎらず、信楽地域では温水プール、室内プールがなくなることになるが、市内他地域と格差が生まれるが、どう解消していくのか、⑥利用者説明会での主な意見はなにか、⑦健康づくりや病後のリハビリに利用している方がいるが、提案過程で教育委員会以外の他の部局との協議はおこなったのか、⑧建設当時の関係者は生涯学習と健康づくりをめざした施設といるが、現在の位置づけはどうか、⑨利用者を増やすためにとった施策はなにか、⑩施設の継続が可能な利用者数は何人か。試算はしているのか などを質問。
■反対討論は小西議員のみが行い、賛成討論は無し。
以下は小西議員の反対討論要旨です。
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4番 日本共産党 小西喜代次
議案 第39号 甲賀市立学校施設開放条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場から討論を行います。
今回の条例改正案では、第1条で、甲賀市立学校施設開放条例第4条第3項を削り、開放施設から信楽中学校の室内温水プールとトレーニングルームが削除され、平成22年4月1日実施となっています。
この施設は信楽中学校室内体育施設として、2004年平成16年3月8日に竣工式が行われ、建築面積3604平方メートル、延べ床面積4290平方メートル、鉄筋コンクリート造りで総工費10億8721万円、主な設備として25メートル6コースのプールとトレーニングルームを備えています。
竣工式の模様を伝える広報信楽2004年平成16年3月号NO441では「みんなの健康増進のために信楽中学校室内温水プールが完成! 健康増進を目的としたお年寄りから幼児までみんなが気軽に楽しめるスイミング」と紹介されています。このようにこの施設は生涯教育の位置づけとともに広く健康づくりの重要な施設です。そのことは利用者の年齢区分を見ても明らかです。現在の利用者626人のうち子どもさんから中学生までが40%、16歳から39歳までが27%、40歳代以後が33%、とはば広く利用されています。
利用状況は昨年の4月~11月でのべ6461人、月平均で808人、1日平均32人で、まさに当初の目的にかなった利用となっています。
そして、生涯教育、健康づくり重視の施策は、従来から本市の課題として取り入れられてきたところです。いまこの課題で市長のいうところの「峻別と集中」が求められるのではないかと考えます。
利用者の願い、施設の目的をいかすため、あらゆる手立てをうち、一般開放を継続すべきと考えます。
そのため今条例案に以下の理由で反対いたします。
①利用したいという市民の願いを反映していないこと。
②検討過程で利用者、市民の声が汲み取られておらず、協働、市民参加の市の方針から不十分であること。
③そもそもの目的である、学校教育と市民のスポーツレクレーション活動、健康づくりの場として開放します、という目的に対して総合的な検討が不十分であること。
④今後の施設の維持管理、活用、市民の財産としての有効活用の方向性が示されていないこと。
⑤財政面で、広く市民の協力を得て継続する検討の余地が残されていることです。
そこで、この間うかがった市民の声を紹介します。
○値上げされてもそれでも利用したい人は多い
○もっと早く言ってもらえば、みんな赤字巾を下げる努力ができたのに。利用者にチャンスを与えてほしい
○赤字が分かっているのになぜ早く伝えて、協力を求めなかったのか。継続が困難であれば、利用者も何らかの努力ができたのに。
○プールというのは、一度に利用する人数が限られている、単純に利用者を増やして採算が取れるものではないので、だからこそ利用者の協力がいる。
○突然4/1から廃止では時間的に無理があるのではないか。
○他地域には民間施設だが室内プールがあるが、車を使えない高齢者や子どもは他地域の施設を利用できない。
○市の施設なのに利用者だけに説明するだけでよいのか。広く市民に伝えるべきでないか。一般市民は何も知らされずに4/1を迎える。
○健康増進、予防ができてこそ医療費もさがる
○他の中学校との公平性という意見があるが、税金10億もかけてできた施設、信楽だけのものではなく広く甲賀市民全体の財産であり、甲賀市民へアピールすべきではないか
などの声です。
また、施設建設にかかわった当時の関係者の方の話を紹介します。
○生涯学習施設として、一般、また高齢者の健康づくり、スイミングクラブの育成をめざし、教育施設の一環として年間通じて使えるものとして有効と考えた。
○費用面で、冬場の温水プール利用が無理でも、夏場に一般開放して活用できないか。室内プールの利点を活かしてほしい。
○水口や甲賀には室内プールがあるが、信楽にはない。せっかくある施設だから有効に活用してもらいたい。
これらの声に耳を傾け、尊重すべきと考えます。
最後にリハビリで利用している高齢者の女性の声を紹介して討論を終わります。
「お医者さんから、病後のリハビリにとすすめられ、ひざにも負担がなく、経過も良くなっている。水口までは車もなく高齢でいけない」との悲痛な声です。
条例案反対へ議員の皆さんの賛同をお願いして反対討論といたします。