こんにちは。甲賀市会議員団です。

[2010.2.13] -[議員団活動]

栗東RD産廃処分場跡地を視察・



■2/5(金)午前に、川内たかし参院選挙区予定候補、西川仁県議、小松・山岡・小西の各甲賀市議をはじめ湖南地域の日本共産党市会議員が栗東のRD産廃処分場跡地を視察。今回の視察は2/10の政府への交渉に向けての現地視察として行われたものです。10日の環境省交渉では、全容解明。有害物除去の国の財政措置、産廃特措法の延長などを求めました。対応の荒木環境省不法投棄対策室長は、有害物撤去の徹底した調査の計画を「期限いこだわらず」滋賀県に助言していくと回答しました。

■この元処分場は不法投棄された大量の有害廃棄物による土壌・水質汚染が大問題となっているところで、ドラム缶に入れて埋めたとお元従業員の証言から大量のドラム缶が発掘されています。下記写真。

 

■このドラム缶は違法廃棄物の一部で、業者が倒産している現在、県が充分な対応ができていないのが現状。土中に埋められたパイプからは、硫化水素の強い刺激臭(温泉の強烈なにおいを想像してください)がら流れ出てきていました。

■現地視察の後、周辺自治会、「RD処分場の有害物から飲み水を守る会」の方と懇談。「滋賀県は有害物があるから掘らない」、「いまだ虫も寄り付かない」という地元の方の指摘はこの件での県の対応を端的に示していました。

■違法な廃棄物が地下水にも大きく影響しており、7割を地下水源に依存している栗東市民にとって問題であること、近畿の水がめの琵琶湖への影響も考えると、今緊急で、十分な対策が急がれます。

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